暖かくなり、生き物が出始める時期にワクワクしますね。
今回は大発見がありました。
声だけは聞こえていた「ツチガエル」、やっと会うことができました✨
さらに、魚が流れてきたのでしょうか、冬水田んぼの中にいましたよ(゚Д゚;)
今回の作業としては、メンテナンスをしたり、新しく冬水田んぼを作ったりしました。では、見てみましょう!
春のビオトープ、メンテナンス作業をしたよ!
棚田沿いに作ったビオトープ。
冬場は水がなくなり、一度干上がってしまいます。
水が流れる所と、島(ビオトープの中の陸地)の境界があいまいになってしまったので、メンテナンスしました。
ビオトープの水部分の土を掘って、島(陸地)部分に被せていく作業。
単純ですが結構重労働です。
前日降った大雨で、側溝に水が流れていたので、メンテナンスすると水が流れてきました!
水が流れると楽しくなってきますね(*´▽`*)
いい感じにできてきました。
ビオトープは3ヵ所あります。3ヵ所ともひたすら掘って、水が流れました。
泥だらけになって、無心になって、穴を掘る。結構楽しいです。
↓冬水田んぼとして埋め込んだ青いタライが沈んでいます。
次は、春の田んぼビオトープで出会った生き物たちを紹介していきますね。
ついに発見ツチガエル。春の棚田ビオトープで出会った生き物たち
甲斐市の棚田ビオトープでは今までで5種のカエルを見つけてきました。(ニホンアマガエル・シュレーゲルアオガエル・アズマヒキガエル・トノサマガエル・ヤマアカガエル)
今回は6種目となる「ツチガエル」を発見しました。
ツチガエルは、土の中から鳴き声が聞こえてきたことがあり、いるんだろうな~と思いつつもなかなか生体を見ることができずにいました。背中のイボイボが目立つのがツチガエルの特徴です。
他にもアマガエルがいました。下の写真は、アマガエルです。
アマガエルは何匹か見かけました。大きさや色もさまざまです。
大きなカタツムリ!
下の写真は、魚!アブラハヤです。
アブラハヤとは
本州の河川のやや上流域や流れの緩い谷などにいる小型の淡水魚。あまり流れのない場所にいて、近縁種のタカバヤとともに、子供でもつかまえることから馴染み深い魚で地方名も多い。
引用:市場魚貝図鑑
アブラハヤを捕まえたのは、埋め込んだ冬水田んぼタライの中。まだビオトープのメンテナンスをする前でした。
1匹だけで、ここで繁殖しているとは考えにくいので、上流から側溝を流れてたまたまここに来たのではないかと思われます。
いろいろ流れてくるからおもしろいですね!以前はモグラが側溝に落ちて流れてたりしました。
今回は、両棲類・爬虫類に詳しいかたが一緒に調査してくださいました。
ありがとうございました。
冬水田んぼを増設
干上がらない冬水田んぼを作りたい。
というわけで、新しい場所に作らせてもらえることになりました。
場所はこちらになります。
いつものビオトープより、一段上の場所になります。
こんな感じに防水シートを埋め込んで、干上がらないようにします。大きさを確認して…
ひたすら掘る!
笹の根があったり硬い土があったりもしましたが、掘り進めていくと水が染み出してきました!
今回は途中までで日が暮れてしまったので、また近々続きをやりに行く予定です。
おわりに
今回の棚田ビオトープは、ツチガエルの生体を見つけることができました。
カエルは6種目になります。
流されてきたアブラハヤ(魚)がいたりと、ビックリでした。
またメンテナンスや生き物調査に行く予定です。興味のある方は、メッセージお待ちしております。
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