前回が7/24だったので、1か月ほど開いてしまいましたが、甲斐市千枚田に作ったビオトープで生き物調査をしてきました。
今回の発見は、「トノサマガエルは鳴く」ってこと。
鳴くのは当たり前って?そうなんですが、トノサマガエル達が鳴きながらお互いにコミュニケーションを取っていたんです。鳴き声も想像と全く違って、ツチガエルみたいな感じでした。本当にビックリしました。
また、コオイムシの子供がいたんです…背負ってる姿を見逃してしまったようです。。見たかったな。
ビオトープ調査をしているとおもしろいことにたくさん出会いますね~。
詳しく説明していくので、ぜひ最後までお読みください。
8/21 甲斐市棚田の様子、ビオトープの様子
まずは、調査日8/21の様子を見てみましょう。
周辺環境の棚田では、稲ができ始めていました。
棚田のこの風景、本当にきれいですよね!曇っていますが、青々とした稲が段々になった風景、素敵です。
ビオトープはこちら。
草が生い茂って、いい感じになってますね。
たくさん抜いたからか、アメリカセンダングサが少なかったのが嬉しかったです。
トノサマガエルのコミュニケーション
ビオトープの周りを歩くと、何かがすごい速さでサッと動くんです!正体はこちら…
どこにいるかわかりますか?
トノサマガエルです。
この日はとにかくトノサマガエルが多かったです。
こちらの写真には、2匹います。
向き合って、お互いを意識し合って動くときは鳴いていました。
小さな声ですが「ワン…ワン…」というような声。
最初トノサマガエル以外のカエルがいるのかと思いましたが、あちこちで聞こえ、動くときに鳴いていることがわかりました。
よく観察していると、ビオトープと田んぼの間をトノサマガエルたちが一緒に連れだって行き来している様子でした。
あっちの田んぼ行こうよ
いいよ
虫とりしようよ
いいよ
のような声が聞こえてくるようでした(^^♪
すっかりトノサマガエルを素手で捕まえるのが上手になった息子。
ビョーン!
数は前ほどではありませんが、アマガエルくんもいましたよ!
葉っぱの上でひっそりと休む姿がかわいらしい。
甲斐市棚田で生き物調査!
今回見つけた生き物を紹介していきます。
- ヤゴ(種類?)
- イトトンボのヤゴ
- イトトンボ
- イモリ(幼生)
- イモリ(成体)
- マツモムシ(成体)
- コシマゲンゴロウ
- 小さなゲンゴロウ(種類?)
- コオイムシ(幼虫)
- オタマジャクシ(トノサマガエル?)
- 二枚貝【初】
- トノサマガエル
- アマガエル
まずはヤゴ。さっそくですが種類は何でしょう?シオカラトンボ、アカネ系??
こちらは・・・
イモリの幼体!
まだエラがある子どもです。
こちらは、小さなゲンゴロウの仲間。種類は?です。
小さなゲンゴロウの仲間はたくさんいるので、今は勉強中です💦
イトトンボが近くを飛んでいたので捕獲。ピンボケしてしまっていました。
上から、マツモムシ、イモリ、イトトンボのヤゴですね。
こちらなんでしょう?
初めて、二枚貝を見つけました!タニシはたくさんいるけど、二枚貝は初めてです。
こちらは、コシマゲンゴロウ。久しぶりの登場です。
下の写真には、大きなオタマジャクシ、イトトンボのヤゴ、イモリの子供、コオイムシがいます。
こちら、コオイムシかと思いますが、成虫に比べて体が小さめの子どもと思われます。
1か月前の7月に訪れたときは、成虫のコオイムシがいたけど、卵を背負っていませんでした。いつの間に産んだんだ~!?
やっぱりコオイムシは、卵を背負っているところを見たいですよね(ちょっと怖いけど…)。
初夏にかけて卵を産むようですよ。
大人イモリもいました。
水生昆虫、マツモムシ。表を上にした!と思った次の瞬間、飛び去ってしまいました。
まとめ:ビオトープの生き物たち
2022年8月21日の調査では、以下のような生き物に出会うことができました。
- ヤゴ(種類?)
- イトトンボのヤゴ
- イトトンボ
- イモリ(幼生)
- イモリ(成体)
- マツモムシ(成体)
- コシマゲンゴロウ
- 小さなゲンゴロウ(種類?)
- コオイムシ(幼虫)
- オタマジャクシ(トノサマガエル?)
- 二枚貝【初】
- トノサマガエル
- アマガエル
前回作った冬水田んぼは、少し前の台風の影響で、水没していました。今回ドラム缶を埋め込もうとしましたが、断念。次回となりました。
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