甲斐市御領千枚田いきもの調査|昼間&夜間調査(R5.6.18)

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甲斐市 棚田 ビオトープ

ホタルの飛び交うこの時期、去年に引き続き夜間調査も行いました。(去年の様子はこちら

棚田ビオトープ近くの川でたくさんのホタルを見た後、棚田での調査。

昼間の作業としては、生き物観察と冬水田んぼ2号をメンテナンスしました。

今回も楽しかったので、活動報告としてまとめていきますね!

目次

ビオトープ 昼間の生き物探し

甲斐市棚田に作ったビオトープ。

6月は草が伸びてきました。

去年、アメリカセンダングサを根っこから抜きまくったので、今年は明らかに少なくなっています✨

アメリカセンダングサとは?
北アメリカ原産の帰化植物。一年生草本。別名ではセイタカタウコギ(背高田五加木)
河川敷や水辺の在来植物(タウコギやセンダングサ)などへの競合・駆逐のおそれがある。

今回見つけた生き物はこちら。

  • アマガエル
  • トノサマガエル
  • オタマジャクシ
  • マツモムシ
  • ヤゴ数種類
  • コシマゲンゴロウ

今回とくにアマガエルのバリエーションが豊富でした。

オタマジャクシ、後ろ足の生えたもの、前・後ろ足が生えたもの、ほぼカエル、など。

後ろ足・前足が生えてくると、しっぽがまだあっても体は緑がかってきます。このくらいになると、水面から顔を出すこともできるようですね。

こちらは、まだ少し小さなしっぽが名残りのようについていますが、上陸していたカエルさん。

マツモムシの小さな子供もいました。小さくても形は一緒ですね。

大きめのヤゴ。

ヤゴは水から出られるようです。秋になると土の中にいますもんね。

続いて、冬水田んぼ2号を見て行きましょう。

冬水田んぼ2号、トノサマガエルが出られない!?

こちら、冬水田んぼ2号。完成から1か月以上経ちましたが、重大な問題があり今回メンテナンスしました。

トノサマガエルがたくさんいました。

お腹は真っ白。

トノサマガエル、たくさんいるのですが・・・、

「重大な問題」とは、トノサマガエルがシートに滑って登れない、ということ。

アマガエルと違ってトノサマガエルは吸盤がありません。急斜面やツルツルしたところは登れなくなってしまうんです。。

なので今回、埋めたシートの一部を掘り出して、緩やかに上陸しやすいようにしました。

↑ビフォア、↓アフター。

写真だとわかりにくいですが、登りやすいように緩やかな斜面に変更しました。

ビオトープの夜間調査

さて、19時半~夜間調査を行いました。

まずは、近くの川にホタルを見に行きました。一カ所につき5~6匹飛んでいました。あちこちにいました。

ごめんなさい、写真はありません💦

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棚田ビオトープに戻り、生き物探し。

アマガエルくんがいました。

アマガエルはのどを膨らませて鳴きますね。

トノサマガエル。

こちらは、10㎝くらいありそうな、大きなトノサマガエル!メスかな??

オタマジャクシも見えました。

コシマゲンゴロウ。

夜は棚田でもホタルが数匹見られました。

カエルの声は、アマガエル・トノサマガエル・ツチガエル?のような声もしました。

おわりに

日中と夜の調査、楽しかったです。

夜の棚田は本当に真っ暗、ホタルがもっと飛び交うようになったらいいなと思います。

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