カヤネズミ分布調査プロジェクトの第4回目を行いました。
今回は、甲府市緑が丘の相川で河川清掃の際に、カヤネズミの巣を発見したので報告します。
結果、1ヵ所で1巣を発見しました。
目次
調査レポート
- 調査日:R5年6月25日(日)
- 時間:7:00~7:45
- 天気:曇り
- 調査地:甲府市緑が丘の相川
考察・まとめ
相川の河川敷1ヵ所で1巣を確認しました。
周辺は、宅地化が進んでおり両岸の堤内にはカヤネズミの生息環境はありません。
しかし、上流に200mほど登ると水田や畑地の残る市街地となります。
相川は、甲府市北部の市街地を流れる狭小河川で、一般的にカヤネズミの生息環境として適しているとは判断されない環境だと思います。一方で、現状はあまり管理されず、高茎草本が繁茂する環境となっているおり人が入ることもまず無いため、カヤネズミにとっては案外快適な棲家なのかもしれません。
ただし、ここにもアレチウリが侵入していることから、生息環境の劣化が危惧されます。
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