令和3年9月6日。甲府市大津町地先の鎌田川でカヤネズミの巣を確認しました。
職場の近くなので、毎週のようにカヤネズミを気にしながら川沿いを歩いていたのですが、これまで見つけることができずにいました。カヤネズミの生息環境である、いわゆるカヤ原の面積はそれほど大きくはありません。堤内地(堤防の河川とは反対側)周辺には水田・畑が広く広がっているので、そちらが主要な生息地なのかもしれません。うれしい発見ではありましたが、ここの河川敷の植生は外来種アレチウリが猛烈に拡大しており、近いうちにカヤネズミの生息場所としては適さなくなるものと思われます。
山梨県レッドデータブック2018では、危機要因として、草地・水田環境の減少があげられていますが、山梨県においては外来植生によるカヤ原の浸食・消失も懸念すべきことだと感じました。
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