甲斐市御領千枚田いきもの調査プロジェクト

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甲斐市御領千枚田いきもの調査

2021年10月10日に行われた、甲斐市の御領棚田で行われた「御領千枚田(再生)プロジェクトの会」主催の稲刈り体験に参加させて頂いたのをきっかけに、同会管理の棚田でいきもの調査をさせて頂くことになりました。

現在、既存棚田の1部と耕作放棄状態にある棚田の1部で、湿地環境(ビオトープ)を創出し、その維持管理を行っています。

また、山梨県内では事例の見当たらない、冬季湛水環境(冬水田んぼ)を維持することでどのような生物が確認できるか調査を行っています。

甲斐市御領千枚田いきものビオトープの管理方針

  1. 甲斐市御領千枚田の範囲以外の動植物を導入しない。
  2. 管理エリアにおいて原則として外来植物は駆除する。
  3. 水路、水面の維持は適宜行い、陸地化を防止する。
  4. 冬水田んぼについては、水枯れの恐れがある場合には、最寄りの用水または河川の水で注入する。
目次

甲斐市 御領千枚田(御領棚田)でいきもの調査!

甲斐市にある御領千枚田(御領棚田)は、現在無農薬で管理されています。

棚田の様子

10月に訪れた際、既に水が抜いてある状況でありながら、そこに生息する生物の種類・量に圧倒されました。

この棚田は、間違いなく山梨の生物多様性にとって重要な環境であり、多くの生物が命を繋ぐ場となっています。

私の調査の専門分野は哺乳類、両生類、爬虫類ですが、ここではこの分野に限らず、棚田の生物相を調査していきます。

場所はこのあたりです。

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