5月中旬、少しずつ暖かい日も増えてきました。
1週間前、棚田管理者から「カエルの卵がある」と連絡を受けたので、早速見に行ってきました。
ビオトープ内に、白い泡の卵…シュレーゲルアオガエルの卵がありました!
生き物が増えてきたビオトープ、今回で会えた生き物たちを紹介していきます(*´▽`*)
5月中旬のビオトープ!藻が大量発生!!
5月15日(日)、3週間ぶりにビオトープに訪れました。
たくさんの草が生えて、とってもビオトープらしいビオトープになってきましたよ!
いい感じ♪・・・と思いますが、水面に藻がびっしり!
藻が生えるのは悪い事ではなく、一時的なものかもしれませんが、水面が見えなくなっているので少し取り除いた方が良さそうですね。
ということで、今回やることは3つ。
- ビオトープの藻を取り除く
- 外来種のアメリカセンダングサを抜く
- 生き物調査をする
ビオトープの藻を取り除いたら、トンボが来たよ!
大量発生している藻。
水面にびっしりと生えていたので、少し取り除くことにしました。
またすぐ発生しそうですがね😅
藻を取り除いたら、水面が見えてきました。こちらがアフター↓
水面が出て、キラキラと反射するようになると集まってくるのはトンボたち。
日が出てきたこともあって、すぐにトンボが来ていましたよ。(トンボについては記事の下の方で紹介しますね)
外来種のアメリカセンダングサを引き抜く
ビオトープ周辺には外来種のアメリカセンダングサが多く見られました。
このあたりはできるだけ在来種を守っていきたいので、除去することにしました。
ビオトープの生き物調査!今回会えた生き物たち
さて、今回の生き物調査を見ていきましょう!
まずはこちら、ビオトープの真ん中に白い泡があります。
シュレーゲルアオガエルの卵ですね!
3週間前の4月下旬に訪れたとき(そのときの記事はこちら)、土の中からシュレーゲルの鳴き声が聞こえていました。
さらに、藻をとっているとビオトープの淵のところにも、シュレーゲルの卵がありました!
そ~っと見てみると、オタマジャクシが生まれていました。卵の中で少し成長してから出てくるようですね^^
そっと戻しておきました。
藻を取り除いたら集まってきたトンボがこちら。黒~青みがかったきれいなトンボです。
この黒いトンボはオスのようで、茶色がかったのがメスのようです。
メスがビオトープに卵を産むのを、黒いオスが回りを飛びながら見ているようでした。
またこちらのトンボは2匹でくっついていました。
いつもいるアマガエル。
土の中には、前回に続きオケラもいました。
手のひらをほりほりしていて、ちょっとかわいいですよね。
ビオトープには下の写真のような、大きなオタマジャクシもいました。
水生昆虫を数匹ですが、白バットで観察してみましたよ。
ガムシや小さなゲンゴロウもいました。
1㎝くらいの、コシマゲンゴロウもいました。
まとめ
今回は藻を取り除いて外来種のアメリカセンダングサを取り、生き物調査をしました。
冬にビオトープを作り、水を張ってから、今回どんどん生き物が増えてきたように感じました。
カエル、おたまじゃくし、卵、トンボ、水生昆虫などなどと出会えました。
また次回も楽しみにしています。
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