甲斐市御領千枚田いきもの調査|ビオトープをメンテナンス&オケラ発見!(R4.4.23)

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棚田で生き物調査

冬に作ったビオトープに水が入って2週間経ちました。

前回ビオトープの縁が浅く水があふれてしまいましたが、直す時間がなかったので、今回はメンテナンスと生き物調査をしてきました!

≫ビオトープに水が入ったよ!(R4.4.9)の記事

さっそくレポートしていきます(*^^*)

目次

ビオトープに水が入って2週間!メンテナンスしよう!

山梨県甲斐市にある棚田の一部に作り始めたビオトープ。

まずは2週間前の写真をご覧ください。

2週間前(R4.4.9)の様子

ビオトープ

ビオトープから水があふれ、畑にしたい部分までが水没しています💦

縁を高くしなくては…と2週間ぶりに訪れてみると、ビオトープの周りに1本の溝が掘られていました。

棚田管理者の方が掘ってくれていました。ありがとうございます。

ビオトープ周りに溝を掘る

溝(水路)を掘ることで溝に水がしみ出し、畑にしたい部分が乾くようです。

ビオトープの周りに溝を掘る

理想的な田んぼは、こういった土を掘っただけの水路があって、田んぼを乾かす時期や冬季は水路に生き物が集まる…というようなもの。今では水路がコンクリートだったり、冬場は水がなくなってしまったりする田んぼが増え、生き物が激減してしまっているんですよね。

一年を通して水場があったらいいなぁと思います。

さて今日は続きの溝を掘りました。

ビオトープの周りに溝を掘る

掘りながらたくさんの生き物に出会いましたよ!次で紹介していきます。

ビオトープの生き物調査!今日会えた生き物たち

土を掘っていると、前回ビオトープを作ったとき(1~2月)には見られなかった生き物にも出会えました。

前回同様にミミズはたくさんいましたが、今日は緑色のミミズがよく見られましたよ。

緑色のミミズ

小さな昆虫、なんだろう??ミズスマシかな??

昆虫

ちょっとめずらしいのは、オケラさん。

オケラ

顔はエビ、体はコオロギのようだとか言われています。

手がモグラのように大きく顔の横についている、穴掘り名人です。

オケラ

軍手のすきまからもぐりこもうとするしぐさがかわいい。

オケラ

土の上に置いたら、すぐにもぐってしまいました。普段は土の中で生活してるオケラですが、地上を歩いたり泳いだりもできるようですよ。

前回も棚田にいたアマガエル。

アマガエル

今日も30匹以上見かけました。

アマガエル

アマガエルの産卵時期は5~6月。そろそろ卵を産むために集まっているのかな?(現在4月下旬)

この時期に見られるオタマジャクシは、アズマヒキガエルが多いようですね。今回もアズマヒキガエルのオタマジャクシもいました。

シュレーゲルも土の中から鳴き声が聞こえてきましたが、どこにも姿が見当たりませんでした。

アメンボ、タニシがいました。見えますか?

タニシ

細長いタニシ。

タニシ

作ったビオトープの近くにある水路にいた、アズマヒキガエルのオタマジャクシ。(反射して見えにくいですね、写真にたくさん写っていますが…💦)

アズマヒキガエルのオタマジャクシ

カニもいました。横にしか歩けません。

カニ

時々「ケーン!」とキジが鳴いていました。見たら見事なオスキジがこちらを見ていました。

キジ

センサーカメラには映らず

2/6に設置したセンサーカメラには、 特に何も映っていませんでした。

≫2/6ビオトープ作りの記事

まとめ

今回は、ビオトープのメンテナンスと生き物調査をしました。

たくさんの生き物を見つけることができました。

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