冬に作ったビオトープに水が入って2週間経ちました。
前回ビオトープの縁が浅く水があふれてしまいましたが、直す時間がなかったので、今回はメンテナンスと生き物調査をしてきました!
さっそくレポートしていきます(*^^*)
ビオトープに水が入って2週間!メンテナンスしよう!
山梨県甲斐市にある棚田の一部に作り始めたビオトープ。
まずは2週間前の写真をご覧ください。
2週間前(R4.4.9)の様子
ビオトープから水があふれ、畑にしたい部分までが水没しています💦
縁を高くしなくては…と2週間ぶりに訪れてみると、ビオトープの周りに1本の溝が掘られていました。
棚田管理者の方が掘ってくれていました。ありがとうございます。
溝(水路)を掘ることで溝に水がしみ出し、畑にしたい部分が乾くようです。
理想的な田んぼは、こういった土を掘っただけの水路があって、田んぼを乾かす時期や冬季は水路に生き物が集まる…というようなもの。今では水路がコンクリートだったり、冬場は水がなくなってしまったりする田んぼが増え、生き物が激減してしまっているんですよね。
一年を通して水場があったらいいなぁと思います。
さて今日は続きの溝を掘りました。
掘りながらたくさんの生き物に出会いましたよ!次で紹介していきます。
ビオトープの生き物調査!今日会えた生き物たち
土を掘っていると、前回ビオトープを作ったとき(1~2月)には見られなかった生き物にも出会えました。
前回同様にミミズはたくさんいましたが、今日は緑色のミミズがよく見られましたよ。
小さな昆虫、なんだろう??ミズスマシかな??
ちょっとめずらしいのは、オケラさん。
顔はエビ、体はコオロギのようだとか言われています。
手がモグラのように大きく顔の横についている、穴掘り名人です。
軍手のすきまからもぐりこもうとするしぐさがかわいい。
土の上に置いたら、すぐにもぐってしまいました。普段は土の中で生活してるオケラですが、地上を歩いたり泳いだりもできるようですよ。
前回も棚田にいたアマガエル。
今日も30匹以上見かけました。
アマガエルの産卵時期は5~6月。そろそろ卵を産むために集まっているのかな?(現在4月下旬)
この時期に見られるオタマジャクシは、アズマヒキガエルが多いようですね。今回もアズマヒキガエルのオタマジャクシもいました。
シュレーゲルも土の中から鳴き声が聞こえてきましたが、どこにも姿が見当たりませんでした。
アメンボ、タニシがいました。見えますか?
細長いタニシ。
作ったビオトープの近くにある水路にいた、アズマヒキガエルのオタマジャクシ。(反射して見えにくいですね、写真にたくさん写っていますが…💦)
カニもいました。横にしか歩けません。
時々「ケーン!」とキジが鳴いていました。見たら見事なオスキジがこちらを見ていました。
センサーカメラには映らず
2/6に設置したセンサーカメラには、 特に何も映っていませんでした。
まとめ
今回は、ビオトープのメンテナンスと生き物調査をしました。
たくさんの生き物を見つけることができました。
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